現在、営業フリーランスとして活動していて、ある一定の案件数、売上まで到達して次のステップに進みたいと考えている方に向けて記事を更新していきたいと思います。
まず営業フリーランスとして活動していくには実働における営業スキルはもちろんのこと、自身のセルフブランディング、案件の開拓(リード獲得〜提案・受託)、営業資料作成や受注後の契約関連、経費処理など様々なタスクが鬼のようにあります。
これらのタスクを上手く計画しながら、案件を獲得し実働、実働案件の結果にコミットしなくてはいけません。戦略コンサルやフリーランスエンジニアのように人月単価がそこまで高くないビジネスですので、案件を獲得時の報酬モデルや投下する時間管理を上手く実施しなくてはいけません。
その為、ある一定の案件数(週5日工数)、売上(月80万円以上)超えたタイミングで法人立ち上げ=営業代行会社の立ち上げを検討しましょう!
税制面でのメリットはもちろんのこと、信用力UPや売上の拡大、組織を活用しタスクボリューム軽減などに有効です!
営業フリーランスから営業代行会社を立ち上げるまでのステップ
営業フリーランスから営業代行会社立ち上げまでのステップを簡単ではありますが、ご紹介したいと思います。現在フリーランスとして活動している営業職の方は是非ご参考にしてみて下さい。
もっと踏み込んだ情報やノウハウを知りたい方はギグセールスが運営するフリーランス向けオンラインサロンへの加入をオススメします!
【オンラインサロン終了のお知らせ】営業フリーランス特化型ナレッジ共有サロンは、営業フリーランス向けの現場で使えるナレッジをメインに展開してきましたが、2021年1月31日を持ちまして、終了させて頂く運びとなりました。つきましては[…]
実働領域で上手くいった案件(ベストプラクティス)を記録する
現在稼働している案件の中で最も上手くいった案件の詳細、案件の獲得〜実働までの流れを細かく記録しましょう。どんな部分にクライアントは共感して案件を任せてくれたのか、どんな課題感を感じている中で案件を依頼してもらったのか、どんなフェーズか、どんな予算感かなどを記録します。
法人として営業代行会社を立ち上げる際にも非常に有効なデータとなります。
実働領域での稼働方法をマニュアル化する
実働領域で実施している独自の施策や架電方法、商談スタイルなどをパワポ、もしくは専用のマニュアルツールを活用してマニュアル化しておきましょう!そうすることで参画したメンバーに対して自身のノウハウを共有することができ、自身の分身を何人も作ることが出来ます。
特におさえておきたいポイントとしてはリード獲得〜アポ〜商談・クロージングまでの稼働方法です。フリーランスとして稼働していると全てのプロセスを自分一人で実施しなくてはいけませんが、代行会社の場合はそれぞれに強いメンバーを調達して、分業モデルでサポートすることが可能になります。
それぞれの業務に対するナレッジもしっかり蓄積しておきましょう!
行動KPIを細かく設計/管理する
代行会社を立ち上げると自身が代表、実働で稼働するメンバーを採用して任せることになる為、行動管理を事前に決めておかなくてはいけません。案件を獲得してその後業務をプレイヤーに丸投げしてしまっている会社もありますが、絶対に上手くいきません。
(例)行動KPIの設定
架電数:80-100件/日
アポ数:2-3件/日
※コールアポ率平均2.5%以上
案件化率:20%以上
→保有しているリード数が少ない時はアポ数を意識し、ウェットな状態でも獲得する
→保有しているリード数が多い時はトスアップ後の案件化を意識し、確度の高いアポに絞ってトスアップする
営業代行会社立ち上げ時の必要タスク
営業フリーランス〜代行会社立ち上げのポイントは上記で簡単に触れましたが、まとめると実働領域で取り組んだ内容を全てマニュアル化しておくことが重要になります。
代行会社立ち上げ時の必要タスクとして基本的な内容を記載します。大きく分けると「会社」と「実働」に分かれます。
■会社
・会社全体のブランディング
・必要となる営業支援ツールの導入
・新規顧客の開拓(広告予算確保)
・実働領域に必要な管理表やツールなど
・実働メンバーの採用や教育
・売上管理、経費処理、請求関連■実働
・即戦力となるフリーランスの採用
・稼働マニュアル作成
・フリーランスに支払う報酬設計
設立初期は社員を積極的に採用することは難しいと思いますので、代表1名と積極的に稼働してくれる信頼の出来るフリーランス複数名でスタートするのがオススメです。
上記事項は簡易的にまとめたものですので、まだまだ決定しなくてはいけない部分や準備しなくてはいけない事項などは山のようにあります。本格的に代行会社の立ち上げを検討している方は下記のオンラインサロンへ加入下さいませ!